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特定の相手に対して執拗につきまとう行為をストーカー行為(ストーキング)と呼び特定の異性に対して好意または怨恨を抱いてつきまとい行為を繰り返す者のことを言います。「ストーカー行為等の規制等に関する法律」(ストーカー規制法)によりストーカー行為は犯罪と定められている。
ストーカー行為の動機
動機は「好意の感情」によるものが多く次に好意の感情が満たされなかったことに対する怨恨の感情が多い。被害者は若い女性が多く行為者は老若を問わず男性が多い。しかし、あまり恋愛を知らない女性もこの行為をすることもある。
稀なストーカー
ストーカー行為を精神疾患の一種と捉える立場もある。またこれを行う側の年齢が10代から60代まで幅広く分布し依存症との共通性がみられるところから依存症の一種(愛情依存症、恋愛依存症)と見る立場もある。
@.異性を付け狙い性的欲求を晴らそうとする追跡型ストーキング
職場や学校で執拗に付きまとう行動を監視するなどの行為であり日本で一般に考えられているストーキングに当たる。しかし、これは通常の恋愛に至るアプローチと区別がしにくく本人側が好意をもつ相手に対して行動しただけであると認識している一方、相手側がストーキング被害にあったと認識することも多い。
そのために、ストーキング自体の犯罪性を誤解した者が増えより深刻なストーキングが見過ごされる要因の一つにもなっている。また客観的にはストーキング行為を行っていない自分が相手側の思いこみでストーカーの加害者として扱われる例も増えている。
A.有名人を狙うストーキング
アイドル、俳優、女優、歌舞伎役者などに一方的な恋慕の感情を抱いてのストーキング。つきまとって写真を撮影したり被害者のごみをあさったりすることもあり若手俳優やアイドルは身辺に気をつけた生活を送っている。
B.元妻、恋人へのストーキング
相手にふられた腹いせと未練からのストーキング。通常の男女関係としてストーカーと認識されないことがあるが実情は深刻なケースがあるという指摘がありこうした行為についてもストーキング行為として取り締まり対象になることが増えている。
怨恨などの報復を巧妙に行ったりする怨恨型ストーキング。振られた恨みを何十倍にもし、スタンガンなどで相手を麻痺させ、殺人や傷害を与える手口を使う場合がある。
C.幼児を狙うストーキング
異常性愛から児童に対して性的欲求を満たす為にストーキング行為や在所を突き止めたりなどして付きまとうという物。最近は児童に対する犯罪に社会的関心が高まってきており集団登校やひとりで外遊びさせないようにするなどの措置をとっている地域も多いがたとえ加害者が女性であってもそれが成人であれば児童の力では逆らうことが難しい。保護者同伴でない場合、児童だけのときを狙って犯行に及ぶストーカーが多い。
D.営利誘拐目的のストーキング
恋愛感情がらみではなく単純に金銭目的で誘拐を企て対象者をストーキングする例もある。
E.同性愛型ストーキング
同性愛者によるストーキング行為。付き纏う一方が同性愛者で付き纏われる一方がそうでない者の場合をいう。
F.略奪型ストーキング
主に一方的な恋愛感情や不倫のもつれから引き起こされるストーキング行為でこの場合、ストーカーの精神は極めて情緒不安定となっていることが多く殺傷事件にも発展しかねない危機的状況にあるストーキングといえる。
不倫関係のもつれから引き起こされる場合、対象者は相手のみに留まらずその家族や妻子などにまでストーキング行為を行うこともあり嫌がらせや無言電話などで追い詰めていくケースが多い。
G.集団ストーキング
ある特定の団体や集団が個人を標的にして行なう嫌がらせやストーカー行為のこと。暴力ではなく何らかの集団が組織的に盗聴や盗撮も含めた監視行為、風評被害や人間関係の操作によって個人を社会的に抹殺していくものであるとされる。ネット上では集団ストーキングの被害を訴える人物とその存在の懐疑派とが議論になる光景がしばしば見られる。
H.ネットストーカー
ネット掲示板やチャットなどでの「揉め事」「恋愛感情」などを理由に、個人を特定してネット上で行うストーカー行為のこと。個人名・住所・メールアドレスなどを特定したりそれらをネット上で公表したりするなどプライバシーの侵害を行う事が多い。
ストーカーになるケースは人間関係のもつれや一方的な恋愛感情や異常な性的欲求など人の精神的な問題から起こるケースが多いようです。
別れた恋人がストーカーになるケース
多いのがこのケースです。ストーカー本人は別れた事実を受け止められず未だ恋愛感情があり元の恋人に連絡を取り接触を試みるケースや無言電話やつきまとい行為など嫌がらせを行なうケースなどがあります。
年齢もばらばらで、10代から60歳代まで幅広く、恋愛感情における自身の精神のコントロールが出来ず、一方的な感情で行動するケースが多いようです。
離婚後にストーカーになるケース
これは、離婚した相手への恋愛感情の未練と好意の感情が満たされなかったことに対する怨恨の感情があるようです。夫婦生活において精神的な虐待や裏切り行為などを行なった場合、別れた後にストーカー行為にて仕返しをされるケースもあります。
また、別れてから恋愛感情がめばえ復縁を拒絶されてしまい好意の感情によりつきまとい行為を行なうケースもあるようです。
不倫のもつれによりストーカーになるケース
主に一方的な恋愛感情や不倫のもつれから引き起こされるストーキング行為でこの場合、ストーカーの精神は極めて情緒不安定となっていることが多く殺傷事件にも発展しかねない危機的状況にあるストーキングといえる。
不倫関係のもつれから引き起こされる場合、対象者は相手のみに留まらずその家族や妻子などにまでストーキング行為を行うこともあり嫌がらせや無言電話などで追い詰めていくケースが多い。
平成15年に発生したストーカーによる殺人、殺人未遂事件は前年の2,7倍の19件(殺人5件、未遂14件)に上り、うち3件(いずれも殺人)は被害者側が事前に警察に相談。ストーカー規制法に基づく警告は前年比21,1%増の1169件。ストーカー殺人5件は群馬、埼玉、東京、神奈川、長崎各都県で発生。うち埼玉、東京、長崎の3件は、被害者側が警察に相談していた。
<ストーカー>70歳女性が事実を認め、即日結審 水戸地裁
| 新聞社 |
毎日新聞 2007年2月
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| 記事内容 |
茨城県日立市の男性(79)につきまとったとしてストーカー規制法違反の罪に問われた同市河原子町、介護ヘルパー、鈴木恵美子被告(70)の初公判が9日、水戸地裁(山野幸雄裁判官)であった。鈴木被告は起訴事実を認め、検察側が「再犯の恐れが高い」として懲役10月を求刑し、即日結審した。起訴状によると、鈴木被告は02年6月、県公安委員会から同法に基づくストーカー行為の禁止命令を出されたが、06年7月12日〜10月31日の間計7回にわたり、男性の自宅に押しかけた。検察側は論告などで、鈴木被告は男性にラブレターなどの手紙を206通送り、男性の家の墓を85回掃除するなどしていたことを明らかにした。禁止命令が出されると、男性宅に通うために取得した免許費用やガソリン代など約125万円を男性に請求。その後「いざというときは死を選べばいいんですよね」などと脅迫めいた手紙を送っていたと指摘した。鈴木被告は97年、知人の紹介で結婚相手を探していた男性と知り合ったと主張した。
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ストーカー男、女性に6日間292回電話 丹波署が追送検
| 新聞社 |
神戸新聞 2006年5月
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| 記事内容 |
丹波署は二日、ストーカー規制法違反の疑いで、大津市丸ノ内町一、新聞販売店経営容疑者(44)=脅迫罪で起訴=を追送検した。調べによると、容疑者は二月十六日からの六日間に、知り合いだった兵庫県内の女性(38)の自宅や携帯電話に二百九十二回の電話をかけたほか、身体の安全に不安を覚えるような手紙を送るなどのストーカー行為をした疑い。容疑者は三月六日、女性に対する脅迫容疑で逮捕、起訴された。
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県側も付帯上告へ 太子ストーカー殺人事件
| 新聞社 |
神戸新聞 2006年2月
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| 記事内容 |
元交際相手の男からストーカー行為を繰り返された上、殺害された姫路市、会社員の女性=当時(20)=の遺族が、兵庫県(県警)に約一億円の損害賠償を求めた訴訟で、県は二十四日までに、付帯上告の手続きを取る方針を固めた。一月十二日の大阪高裁判決では「暴行やストーカー行為が繰り返されていたのに、被害防止策などを取らなかった」などと警察権限の不行使の違法性を認定。一方で、事件と警察の不作為との因果関係については「警察に責任があったとは言えない」などと否定し、計六百六十万円の賠償を命じた一審神戸地裁判決を支持し、双方の控訴を棄却した。遺族側はすでに上告しており、県は「最高裁で遺族側の主張のみが審理の対象になることは妥当ではない」として付帯上告を決めた。
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ストーカー男に有罪 法規制後県内初
| 新聞社 |
神戸新聞 2001年7月
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| 記事内容 |
交際を断られた女性宅に押しかけたり数十回も電話をかけたりするなどのストーカー行為を重ねていたとして、ストーカー規制法違反の罪に問われた住所不定、建設重機オペレーター(48)の判決公判が三日、神戸地裁であった。杉森研二裁判官は、懲役六月、執行猶予三年(求刑懲役六月)を言い渡した。昨年十一月の同法施行以来、兵庫県内で初めての有罪判決。判決によると、同被告は三月十七日午後九時ごろ、明石市内の女性宅に押しかけ、約五時間にわたってハンマーで玄関ドアをたたいたり、「こら、逃げるばっかりか」などと大声で怒鳴ったりするなどのストーカー行為をした。以前、女性と家族ぐるみの付き合いをしていたが、二年前に交際を断られたため、電話を数十回かけたり、女性の車のフロントガラスを割ったりするなどのストーカー行為を繰り返していたという。
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